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メンズエステの「美人局」とは?正しい対処法や手口を徹底解説

メンズエステを利用する際に気をつけるべき「美人局(つつもたせ)」の問題。

この記事では、メンズエステにおける美人局の特徴や手口、見分け方、そして万が一遭遇した場合の対処法について、詳しく解説します。

今回の記事の内容
  • メンズエステの美人局とは?
  • 美人局に合わないための対処法
  • メンズエステの美人局にお金を支払った際の対処法
目次

メンズエステの美人局とは?

びっくりする

メンズエステにおける「美人局(つつもたせ)」とは、魅力的な女性セラピストを使って男性客を誘い込み、サービス後に法外な料金を請求したり、様々な名目でお金を脅し取ったりする詐欺行為のことです。

メンズエステでの美人局は、正規の料金以外に追加料金を請求する架空の破損や損害の賠償金を要求する、または本来提供していないサービスへの誘導とその後の高額請求などがあります。

最近では、SNSやマッチングアプリだけでなく、大手予約サイトや口コミサイトにも偽の好評を掲載し、顧客を誘い込むケースが増加しています。

美人局の読み方

「美人局」は「つつもたせ」と読みます。

字面から「びじんきょく」と読んでしまいがちですが、これは間違いです。

もともとは賭博の世界で使われていた「筒持たせ」という言葉に由来しています。

「筒」とはサイコロを振るための道具を指し、「筒持たせ」とは詐欺や不正行為を意味する隠語でした。

これが転じて、女性を使った詐欺行為を「美人局(つつもたせ)」と呼ぶようになったとされています。

いずれにしても、「美人局」は単なる恐喝や詐欺ではなく、美しい女性を利用した計画的な詐欺行為という特殊な犯罪を指す言葉として定着しています。

20-30万円以上取られることもある

メンズエステでの美人局被害の金額は、数万円から数十万円、場合によっては100万円を超えるケースもあります。

被害金額が高額になる主な理由は、加害者側が巧妙に心理的圧力をかけてくることにあります。

例えば、「このまま警察に通報する」「会社や家族にバラす」などの脅しを用いて、被害者が泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込みます。

特に社会的地位のある人や既婚者は、評判や家族関係への影響を恐れて、不当な要求であると分かっていても支払いに応じてしまうことが多いのです。

メンズエステで美人局の店舗を見分ける方法

調べる

メンズエステで美人局を行う店舗を事前に見分けることは、被害を防ぐ上で非常に重要です。

安全なメンズエステ選びのポイントをいくつか紹介します。

在籍セラピストのSNS

メンズエステ店舗を選ぶ際に、在籍セラピストのSNSをチェックすることは非常に有効な方法です。

美人局を行う店舗では、実際には在籍していないセラピストの写真を使用したり、モデルの写真を無断使用したりする傾向があります。

正規の店舗では、店舗の公式アカウントで定期的に紹介されていたりすることが多いです。

アカウントの開設日が新しすぎるフォロワー数が極端に少ない投稿内容が乏しいなどの特徴があれば要注意です。

住所がレンタルスペースでないか確認

美人局を行うメンズエステ店舗を見分ける重要なポイントとして、店舗の住所や物件タイプの確認があります。

美人局を行う店舗は、長期的な営業を前提としていないため、簡単に引っ越しや閉店ができるレンタルスペースを使用していることが多いのです。

まず、店舗の住所をインターネットで検索し、そのビルがどのような用途で使われているかを確認しましょう。

美人局は犯罪なのか?

美人局は、れっきとした犯罪行為です。

女性を利用して男性を誘い出し、金銭を脅し取ったり騙し取ったりする行為は、法律違反となります。

メンズエステにおける美人局も例外ではなく、様々な刑法上の罪に該当する可能性があります。

恐喝罪

メンズエステにおける美人局で最も多く適用されるのが「恐喝罪」です。

恐喝罪は刑法第249条に規定されており、人を脅迫して金品を交付させる行為を処罰するものです。

罰則は「10年以下の懲役」と定められています。

メンズエステの美人局では、例えば以下のようなケースが恐喝罪に該当します。

  1. 「このままでは警察に通報する」と脅して追加料金を要求するケース
  2. 「会社や家族にバラす」と言って示談金を要求するケース
  3. 「店の備品を壊した」と虚偽の損害賠償を要求するケース
  4. 複数のスタッフが取り囲んで威圧的な態度で支払いを強要するケース

これらのケースでは、被害者は心理的な圧迫を受け、冷静な判断ができない状態で金銭を支払わされることになります。

恐喝罪は、このような心理的な圧力や恐怖心を利用した犯罪を取り締まるための規定です。

詐欺罪

メンズエステの美人局では、恐喝罪と並んで「詐欺罪」が適用されることも多くあります。

詐欺罪は刑法第246条に規定されており、人を欺いて財物を交付させる行為を処罰するものです。

罰則は恐喝罪と同じく「10年以下の懲役」となっています。

メンズエステにおける詐欺罪の具体例としては、以下のようなケースが考えられます。

  1. 架空のオプションサービス料金を請求するケース
  2. 実際には発生していない消耗品や施術用品の使用料を請求するケース
  3. ウェブサイトには記載されていない隠れた料金を後から請求するケース
  4. 「特別会員になれば次回割引」などと言って実在しない会員制度への入会金を騙し取るケース

これらは全て、事実とは異なる内容を相手に信じ込ませることで金銭を支払わせるものであり、詐欺罪に該当します。

正しい美人局の対処法

システム

メンズエステでの美人局被害を防ぐためには、事前の予防が最も重要ですが、万が一遭遇してしまった場合の正しい対処法も知っておく必要があります。

冷静な判断と適切な対応が、被害を最小限に食い止める鍵となります。

料金は正規の料金しか払わない

美人局対策の基本として、正規の料金以外は絶対に支払わないという姿勢を貫くことが重要です。

事前に確認した料金と異なる請求があった場合は、きっぱりと拒否する勇気を持ちましょう。

まず、メンズエステを利用する前に、公式ウェブサイトや電話での予約時に料金体系を確認しておくことが大切です。

コース料金、オプション料金、指名料などの全ての費用を明確にしておきましょう。

施術後に想定外の請求があった場合は、「予約時に聞いていない料金は支払えない」と明確に伝えましょう。

相手が「ウェブサイトに小さく書いてある」などと言ってきても、事前に説明がなければ支払う義務はないことを知っておくべきです。

強引な請求に対しては、「消費者センターに相談する」「弁護士に相談する」と伝えることで、相手の態度が軟化することもあります。

警察へ相談

美人局の被害に遭った場合、躊躇せずに警察に相談することが重要です。

恥ずかしさや後ろめたさから相談を躊躇する方も多いですが、美人局は立派な犯罪であり、警察は被害者を守るために対応してくれます。

警察に相談することで、被害届を出すか、被害相談として記録を残すかを決めることができます。

料金は支払ってしまった場合、弁護士に相談

美人局による被害で料金を支払ってしまった場合でも、あきらめる必要はありません。

弁護士に相談することで、支払った金銭の返還を求めることが可能です。

弁護士に相談する主なメリットは以下の通りです。

  1. 法的な専門知識に基づくアドバイス:美人局は詐欺罪や恐喝罪に該当する可能性が高いですが、具体的な状況によって適用される法律や対応策は異なります。弁護士は個々のケースに合わせた最適な法的アドバイスを提供できます。
  2. 示談交渉の代行:弁護士が間に入ることで、加害者との直接のやり取りを避けながら、被害金の返還交渉を進めることができます。弁護士名で通知を送ることで、相手に法的対応の覚悟を示す効果もあります。
  3. 民事訴訟の代理:示談交渉が成立しない場合、民事訴訟を提起して被害回復を目指すことも可能です。弁護士は訴状の作成から裁判の代理まで、全ての法的手続きをサポートしてくれます。
  4. 刑事告訴のサポート:警察への被害届と並行して、検察庁への告訴状提出のサポートも行ってくれます。刑事事件として立件される可能性が高まります。
用意しておくべき資料
  • 店舗の情報(名称、住所、連絡先など)
  • やり取りの記録(メッセージ、メール、録音データなど)
  • 支払いの証拠(領収書、振込記録、カード決済履歴など)
  • 被害状況のメモ(日時、場所、関係者、会話内容など)

まとめ

メンズエステにおける美人局について、その意味や特徴、手口、対処法などを詳しく解説してきました。

美人局は単なるトラブルではなく、れっきとした犯罪行為であることを理解しておきましょう。

一部の悪質な店舗が美人局を行っていることも事実です。

この記事で紹介した知識を活用し、安全にメンズエステを利用してください。

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