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摘発されやすいメンズエステの特徴とは?摘発を回避する方法も解説

近年、メンズエステ業界では警察による摘発が相次いでいます。

健全な経営を目指す事業者にとって、どのような店舗が摘発対象となるのか、そしてどうすれば違法行為を回避できるのかを理解することは非常に重要です。

本記事では、摘発されやすいメンズエステの特徴と、健全な経営を維持するための具体的な対策について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

今回の記事の内容
  • 摘発されやすいメンズエステの特徴
  • メンズエステが摘発されないための対策
目次

メンズエステの違法店とは?

メンズエステの違法店とは、マッサージやリラクゼーションという表向きのサービスを装いながら、実際には性的なサービスを提供している店舗のことを指します。

具体的には、風俗営業法や売春防止法に違反する行為を行っている店舗が該当します。

違法店の問題点は、法律違反であるだけでなく、従業員の労働環境や顧客の安全面でも多くのリスクを抱えている点です。

摘発されれば経営者だけでなく、働いているセラピストにも法的責任が及ぶ可能性があります。

摘発されやすいメンズエステの特徴

悲しむ

警察が摘発対象とするメンズエステには、いくつかの共通した特徴があります。

これらの特徴を理解することで、どのような店舗が危険視されているのかを把握できます。

ここでは、摘発されやすい店舗の代表的な特徴を3つご紹介します。

裏オプションがある

裏オプションとは、店舗の公式メニューには記載されていない、性的なサービスを指す隠語です。

これは通常、セラピストが個人的に客と交渉し、追加料金を受け取って提供されるものです。

たとえ経営者が禁止していても、一部のセラピストが独断で行っている場合でも、店舗全体が違法営業とみなされる可能性があります。

警察は覆面調査や通報をもとに、こうした違法サービスの実態を把握しています。

セラピストの宣材写真が過激

店舗のホームページや求人広告に掲載されているセラピストの写真が、過度に露出の多い衣装や性的な印象を与えるポーズで撮影されている場合、警察の注目を集めやすくなります。

宣材写真は店舗の第一印象を決める重要な要素ですが、過激な写真は「性的サービスを提供している店舗」という印象を与えてしまいます。

特に、水着やマイクロビキニなどは、健全なリラクゼーション店というイメージからかけ離れています。

通報やトラブルが多い

客とのトラブルや近隣住民からの苦情、従業員からの内部告発など、通報が多い店舗は警察の捜査対象になりやすい傾向があります。

トラブルの内容は様々ですが、料金に関する揉め事、サービス内容への不満、セラピストとの個人的なトラブルなどが代表的です。

また、深夜の騒音や客の出入りによる迷惑行為で近隣住民から苦情が寄せられることもあります。

こうした通報が積み重なると、警察は「問題のある店舗」として認識し、調査に乗り出します。

摘発されたらメンズエステの従業員はどうなる?

メンズエステが摘発された場合、そこで働く従業員にはどのような影響があるのでしょうか。

立場によって責任の重さは異なりますが、いずれの場合も法的なリスクを負うことになります。

経営者・スタッフ

経営者は摘発時に最も重い責任を問われる立場です。

違法な性的サービスを提供する店舗を運営していた場合、風俗営業法違反や売春防止法違反の容疑で逮捕される可能性が高くなります。

経営者の罪状は「売春防止法違反(売春をさせる行為)」や「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反」などが適用されます。

これらの罪で有罪になると、懲役刑や罰金刑が科される可能性があります。

実際の判例では、数ヶ月から数年の懲役刑(執行猶予付きの場合もあり)や、数十万円から数百万円の罰金が課されるケースが見られます。

セラピスト

セラピストの場合、実際に違法な性的サービスを提供していたかどうかで、法的責任の有無が大きく変わってきます。

性的サービスを提供していたセラピストは、売春防止法違反で検挙される可能性があります。

ただし、売春防止法では「売春をした者」自体を処罰する規定はなく、あくまでも「売春をさせた者」や「売春の周旋をした者」などが処罰対象となります。

しかし、警察による事情聴取や取り調べを受けることは避けられず、大きな精神的負担となります。

メンズエステ経営で摘発されないための対策

面接

健全なメンズエステ経営を維持し、摘発のリスクを避けるためには、具体的な対策を講じることが不可欠です。

ここでは、実践すべき5つの重要な対策をご紹介します。

性的なサービスをしない

最も基本的で重要な対策は、店舗として性的なサービスを一切提供しないという明確な方針を持つことです。

新人セラピストには必ず研修を実施し、禁止事項と許可される施術内容を明確に伝えることが大切です。

裏オプションを行うデメリットも伝えておくと良いでしょう。

マイクロビキニを導入しない

マイクロビキニとは、非常に露出度の高い水着のことで、一部のメンズエステでセラピストの衣装として使用されることがあります。

しかし、こうした過度に露出の多い衣装は、性的サービスを連想させるため避けるべきです。

適正な価格で営業する

料金設定も、店舗の健全性を示す重要な要素です。

相場から大きく外れた高額な料金設定は、裏で違法サービスが提供されているのではないかという疑念を招きます。

メンズエステの一般的な相場は、90分コースで1万5千円から2万円程度が目安です。

この範囲から大きく逸脱した価格設定、特に異常に高額な料金は、性的サービスの対価が含まれていると疑われる要因となります。

裏オプションを行っているセラピストを退店させる

もし店舗内で裏オプションを提供しているセラピストがいることが判明した場合、速やかに退店させる決断が必要です。

一人のセラピストの違法行為が、店舗全体の摘発につながる可能性があるからです。

セラピストを採用する際には、違法行為の禁止を明記した契約書を交わし、違反した場合には即座に解雇する旨を明確にしておくことが重要です。

お客様に誓約書を書いてもらう

来店時に客に誓約書を書いてもらうことは、違法行為の予防と、万が一の際の証拠として有効な対策です。

誓約書には、「性的サービスを要求しない」「セラピストに不適切な言動をしない」「店舗のルールを守る」といった内容を記載し、客の署名をもらいます。

これにより、客自身に健全な店舗であることを認識させるとともに、違法行為を求める客を事前に抑止する効果があります。

まとめ

メンズエステ業界では、違法な性的サービスを提供する店舗が存在することで、業界全体のイメージが損なわれています。

摘発されやすい店舗には、裏オプションの存在、過激な宣材写真、通報やトラブルの多さといった共通の特徴があります。

今回紹介した対策を徹底することで、摘発のリスクを大幅に減らし、安心して長期的に営業できる店舗を作ることができます。

メンズエステ業界で働く方、経営を考えている方は、常に法令遵守を最優先に考え、健全な業界の発展に貢献していきましょう。

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