メンズエステは、男性向けのリラクゼーションサロンとして人気があります。
しかし、セラピストの衣装や施術内容によっては、一部のお客様が性的なサービスを期待することもあります。
その中でも「キスくらいなら大丈夫だろう」と考えて求めてくるケースがあり、セラピストは適切に対処することが重要です。
本記事では、メンズエステのサービスとしてキスが許可されるのか、求められた際の適切な断り方や、事前にできる対策を詳しく解説します。
- メンズエステでキスはしても良いのか
- セラピストがキスをされそうになった時の対処法
メンズエステでキスはOK?

メンズエステは、リラクゼーションを目的とした施術を提供するサロンであり、基本的にキスを含む接触行為はNGとされています。
性的なサービスを提供する業態ではないため、「性行為」や「抜き」などのサービスもNG行為です。
メンズエステのキス以外のNG行為
キス以外にも、以下のような行為はメンズエステでは禁止されています。
- セラピストへのボディタッチ
- 故意の露出行為
- 性的サービスの強要
- 個人情報(連絡先)の交換を強要する行為
- 盗撮・盗聴
- 施術時間のルールを守らない行為
これらの行為は、セラピストの安全を守るためにも厳しく規制されています。
風俗エステとの違い
メンズエステとは異なり、風俗エステは性的サービスを提供することを目的とした店舗です。
開業の際に風俗業の届け出を行っているため、店舗によってはキスが許可されている場合もあります。
一方、通常のメンズエステは、あくまでリラクゼーションを提供する場であり、性的なサービスは一切含まれません。
お客様が風俗エステと勘違いしないよう、事前にルールを明確に伝えることが重要です。
メンズエステでキスを断るべき理由

メンズエステで働くセラピストは、キスを求められた場合、別料金で対応してしまいそうになる方もいると思います。
しかし、メンズエステでキスをすることは非常にリスクが高いです。
以下の3つの理由を押さえておきましょう。
1.過剰なサービスを要求されやすくなる
一度でもキスに応じてしまうと、次第により過激な要求が増えてしまう可能性があります。
最初は軽い接触から始まり、徐々にエスカレートしていくケースが多いため、最初の段階で明確に断ることが大切です。
2.噂が広まりトラブルの原因になる
一部のお客様が「このセラピストはキスOK」という噂を広めてしまうと、他のお客様からも同様の要求を受けるリスクがあります。
メンズエステ業界では、ネット掲示板や口コミサイトに書かれる可能性も高いです。
3.感染症のリスクがある
キスは粘膜接触が伴うため、性感染症(STI)や風邪、インフルエンザなどの感染リスクを伴います。
不特定多数のお客様との接触を避けることは、セラピスト自身の健康を守るためにも重要です。
メンズエステでキスを求められた際の断り方

お客様にキスを求められた際、スムーズに断れるように以下の対処法を覚えておきましょう。
ルールを説明しながら丁寧に断る
多くのお客様はメンズエステと風俗エステの違いを理解していないだけの可能性があります。
そのため、最初は丁寧に「当店ではそういったサービスは行っていません」と説明し、優しく断ることが大切です。
店舗スタッフに対応を依頼する
悪質なケースでは、セラピスト自身の対応だけでは解決できないこともあります。
その場合はすぐに店舗スタッフに相談し、適切な対応を依頼しましょう。
施術中にオイルを取りに行くふりをして、店長にLINEで連絡
状況によっては、指名NGや出入り禁止の措置を取ることも検討されます。
まとめ
メンズエステはリラクゼーションを提供する場であり、キスを含む性的なサービスは基本的に禁止されています。
セラピストとして安全に働くためにも、以下のポイントを意識しましょう。
- キスを求められても、ルールを説明しながら断る
- 執拗に求められる場合は施術を中断し、スタッフに報告する
- 過剰なサービスを受け入れないことで、自分を守る
適切な対応をすることで、安心して働く環境を維持することができます。
メンズエステの仕事をより快適に続けるために、正しい知識を身につけておきましょう。